ONEフライ級世界選手権試合で、同級2位の若松佑弥(27=TRIBE TOKYO M.M.A)が王者アドリアーノ・モラエス(ブラジル)に挑戦したが、3回にフロントチョークによる一本負けを喫した。

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若松は序盤から積極性を欠いた。手数が少ないことをレフェリーに注意され、3回には両者にイエローカードが出される展開に。数度テークダウンを取るなど優位に立つ場面もあったが、次の一押しが足りず、最後は下から絞り上げられてタップアウト負けとなった。

若松は15年に20歳でプロデビュー。パンクラスで活躍した後、18年9月からONEに主戦場を移した。19年8月には元ONEフライ級王者ジェヘ・ユスターキオから初回KO勝利。ここまで5連勝と勢いに乗っていたが、モラエスの牙城は崩せず、2度目の防衛を許す形となった。