米総合格闘技ベラトールのバンタム級GP1回戦で敗れたRIZINバンタム級王者の堀口恭司(31=アメリカン・トップチーム)が24日(日本時間25日)、オンラインで日本メディアの取材に対応した。
【ベラトール】堀口恭司は1回戦パトリック・ミックスに判定負け スタッツは3回KO勝ち/詳細>>
23日(日本時間24日)、米ハワイ州ホノルルで臨んだベラトール279大会の同GP1回戦で同級2位パトリック・ミックス(28=米国)に判定負けを喫してから一夜明けて試合を振り返り、今後の展望などを明かした。主な一問一答は次の通り。
◇ ◇ ◇
-今の率直な気持ちは
堀口「悔しいですね。やっぱり相手の得意の技、得意なパターンにはまってしまったなと。(バックを取られ)長い間コントロールされてしまった。そこが敗因かなと思う」
-ミックスの強さ
堀口「フェイントにも動じない感じで、打撃を怖がらない。(パンチを)もらっても前に出てくるのはやりづらい感覚になりましたね」
-最終5回が勝負だった
堀口「1回を取られ、2回、3回、4回、5回までは取りにいければと思った。2回、3回の手応えはあってポイントはあると。最後5回を逃し、ポイント差で負けてしまった。厳しい戦いになると思っていた。5回で、そこが勝負だなと思っていましたね」
-ダメージは
堀口「自分の蹴ったところが痛いぐらいでないです。足が腫れているぐらい」
-今後は
堀口「ハワイに残って日本に戻るのですが、少し本当に何週間か休んで体を作っていきたい」
-日本での過ごし方は
堀口「心のリラックスは釣りですかね。体はちょっと大きくしたいなと。ご飯をたくさん食べたい。もうちょっと対戦相手が(当日に)戻す体重も70キロ以上になってくると、状況も変わってくるので。メシをバカバカ食って筋肉をつけまくる。マッチョになる」
-UFCではフライ級だった。1つ階級を下げる思い 堀口「階級を下げたとしてもいけるけれど注目度ないところでやっても…。休んでいる時に食べ物を食べまくっていきたい」
-もっとやれたと思うか
堀口「前回もKOで負けている。いつでもプラスにしているので、負けたからどうのこうのとか、辞めるのはない。次に生かすことを考えている」
-ベラトールのコーカー社長は堀口の次戦は12月ぐらいと設定していたが
堀口「夏ぐらいにはできるのではないかと思いますね」
-連敗となって再起戦は正念場
堀口「どんな試合でも負けというのは自分にとって、プロの格闘家なので、すごい大きなもの。負けないような、しっかり勝てるような体作り、精神面、技術に持っていきたいと思っています。どんな形でも勝つということを目標に掲げたいと思いますね」