米総合格闘技ベラトールのバンタム級GP1回戦で敗れたRIZINバンタム級王者の堀口恭司(31=アメリカン・トップチーム)が24日(日本時間25日)、オンラインで日本メディアの取材に対応した。

【ベラトール】堀口恭司は1回戦パトリック・ミックスに判定負け スタッツは3回KO勝ち/詳細>>

23日(日本時間24日)、米ハワイ州ホノルルで臨んだベラトール279大会の同GP1回戦で同級2位パトリック・ミックス(28=米国)に判定負けを喫してから一夜明けて試合を振り返り、今後の展望などを明かした。主な一問一答は次の通り。

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-今の率直な気持ちは

堀口「悔しいですね。やっぱり相手の得意の技、得意なパターンにはまってしまったなと。(バックを取られ)長い間コントロールされてしまった。そこが敗因かなと思う」

-ミックスの強さ

堀口「フェイントにも動じない感じで、打撃を怖がらない。(パンチを)もらっても前に出てくるのはやりづらい感覚になりましたね」

-最終5回が勝負だった

堀口「1回を取られ、2回、3回、4回、5回までは取りにいければと思った。2回、3回の手応えはあってポイントはあると。最後5回を逃し、ポイント差で負けてしまった。厳しい戦いになると思っていた。5回で、そこが勝負だなと思っていましたね」

-ダメージは

堀口「自分の蹴ったところが痛いぐらいでないです。足が腫れているぐらい」

-今後は

堀口「ハワイに残って日本に戻るのですが、少し本当に何週間か休んで体を作っていきたい」

-日本での過ごし方は

堀口「心のリラックスは釣りですかね。体はちょっと大きくしたいなと。ご飯をたくさん食べたい。もうちょっと対戦相手が(当日に)戻す体重も70キロ以上になってくると、状況も変わってくるので。メシをバカバカ食って筋肉をつけまくる。マッチョになる」

-UFCではフライ級だった。1つ階級を下げる思い 堀口「階級を下げたとしてもいけるけれど注目度ないところでやっても…。休んでいる時に食べ物を食べまくっていきたい」

-もっとやれたと思うか

堀口「前回もKOで負けている。いつでもプラスにしているので、負けたからどうのこうのとか、辞めるのはない。次に生かすことを考えている」

-ベラトールのコーカー社長は堀口の次戦は12月ぐらいと設定していたが

堀口「夏ぐらいにはできるのではないかと思いますね」

-連敗となって再起戦は正念場

堀口「どんな試合でも負けというのは自分にとって、プロの格闘家なので、すごい大きなもの。負けないような、しっかり勝てるような体作り、精神面、技術に持っていきたいと思っています。どんな形でも勝つということを目標に掲げたいと思いますね」