第4代ZSTフェザー級王者の関鉄矢(28=SONIC SQUAD)が、第3代GLADIATORフェザー級王者でRIZIN初出場の原口央(あきら、27=BRAVE)から執念の白星を奪い取った。判定3-0で勝利した。

濃密な15分間だった。グラウンドの攻防になってから、足の取り合い、ポジションの取り合いを展開。お互いに気持ちを切らさず一進一退の攻防を繰り広げたが、常にフィニッシュを狙っていった関に軍配が上がった。

勝利にも試合内容には不満の様子で、終了直後はマットをたたいて悔しがる場面もあった。打撃を得意とするだけに「自分のやりたいことをやらせてもらえなかった。予告通りしつこかった。予想のはるかに上だった」と、唇をかんだ。「こんなんじゃまだまだ上にかみつけない。ここからですよ。次は進化を見せつけます」と、さらなる飛躍を誓った。