体重超過で王座剥奪された前UFCライト級王者チャールズ・オリベイラ(32=ブラジル)が1回一本勝ちの意地をみせ、連勝記録を「11」に伸ばした。

挑戦者の同級1位ジャスティン・ゲイジー(33=米国)が勝てば新王者という変則のタイトル戦に臨み、得意の寝技で仕留めた。序盤に右フックでダウンを許したものの、右ストレートでダウンを奪い返し、得意のグラウンド技に移行。1回3分22秒、裸絞めで一本勝ちとなった。

2度目の防衛戦は前日計量での失態となる自らの体重オーバーで潰してしまったが、この勝利でオリベイラは同級ランキング1位を確保する。これで王座決定戦の出場権を得た前王者は「みんな何かを失っているものだ。このオリベイラが王者なんだ。私から全員へのメッセージだ。私のチームをみてくれ。私は輝ける王者だ。(UFC社長)デイナ・ホワイト、誰でもいいから相手を与えてほしい。(元UFC2階級制覇王者)コナー・マクレガーでもいいよ」と宣言していた。