WWEヘビー級、ユニバーサル統一王者ローマン・レインズがメインイベントの6人タッグ戦を勝利で締めくくった。自らのいとことなるスマックダウン(SD)タッグ王者ウーソズ(ジェイ、ジミーのウーソ兄弟)と組み、ロウ・タッグ王者ランディ・オートン、リドル、元WWEヘビー級王者ドリュー・マッキンタイア組と激突。レインズ自らがこん身のスピアーでリドルを沈めた。

レインズはマッキンタイアに指名されて対戦要求に応じたと思いきや、すぐに交代。会場から大ブーイングも気にせず、SDタッグ王者のいとこウーソズに託した。リドルを捕獲し、連係攻撃を浴びせ、試合を優勢に進めた。試合途中にはレインズが避けていたマッキンタイアと対峙(たいじ)し、スーパーマンパンチを放つと、マッキンタイアにクレイモアに蹴りこまれる反撃も受けた。

RKOを決められたオートンに対し、スーパーマンパンチでやり返したレインズは、捕獲したマッキンタイアを解説席ごとたたきつけて破壊。さらにジェイ・ウーソに雪崩式RKOを放ったリドルに向け、こん身のスピアーでマットにたたきつけて3カウントを奪ってみせた。レインズ一派がオートン、リドル、マッキンタイア組を蹴散らし、プレミアム・ライブイベントのメインを勝利で飾って不敵な笑みを浮かべていた。