新日本プロレスの小島聡(51)が、史上4人目となる主要3団体シングルのグランドスラム達成に向け「チャンピオンになることは必然」と、強い意志を示した。

10日、都内で行われた、CyberFight Festival 2022(6月12日、さいたまスーパーアリーナ)の記者会見に出席。同大会のメインイベントで挑戦するノアのGHCヘビー級王者潮崎豪と対面すると、引き締まった顔つきになった。「小島です。さまざまな偶然が重なり、GHCヘビー級王者に挑戦することになりました。ですが、チャンピオンになることは必然です」と、王者を前にタイトル奪取を高々と宣言した。

ノアのGHC王座獲得となると、高山善広、佐々木健介、武藤敬司に次ぐ、主要3団体シングルのグランドスラム達成となる。「過去2度挑戦して取れなかったGHCのベルト。思い入れがある」と胸を躍らせた。

当日は所属する新日本の大阪大会も開催される。だが「昨年でプロレスラー生活30年を迎えた。またこのような舞台を与えてもらえていることはありがたいこと。精いっぱい力の限り戦いたい」と、アウェーでの全力投球を宣言。「とにかく元気よく明るく。自分がやってきたプロレスを信じて、ベルトを取りたいと思います」と力を込めた。

同大会初出場となる潮崎は「チャンピオンとしてメインを飾って、自分が勝って締めくくりたい。本気の小島聡を倒して、このベルトを防衛します」とベルトを掲げた。