6月19日に東京ドームで行われるビッグマッチ那須川天心(23)-武尊(30)戦の開催が懸念される状態にある件に関し、同大会製作委員の榊原信行氏(58)が運営する総合格闘技RIZINは10日、「大会は開催します」とした。

9日発売の週刊ポストに掲載されたRIZIN榊原CEOの記事を受け、関係者は日刊スポーツの質問に回答。「弊社顧問弁護士と相談の上、既に法的手続きに入っておりますので、個別の取材には応じておりません」とするにとどめたものの、「大会は開催いたします」とした。今後の記者会見などの実施は未定という。

RIZINは公式サイトで、「暴力団等の反社会的勢力排除宣言」を榊原CEOの署名付きで掲載している。これによると、「反社会的勢力に対し、フェデレーション全体として毅然とした態度で臨み、一切の関係を遮断」するほか、「反社会的勢力による、当フェデレーションに対する不当請求や根拠のない情報の流布に対しては、民事・刑事の両面から断固たる法的措置を講じ」るなどとしている。