那須川天心の弟、龍心(16=TEAM TEPPEN)は大久保琉唯(17=K-1ジム・ウルフTEAM ASTER)に判定で敗れ、プロ2戦目で初黒星を喫した。

2回2分に大久保のまわし蹴りでキャンバスに両手をついたが、スリップダウンの判定。その後も積極的に攻め、兄の天心もリングサイドから支えたが決め手がなく惜敗した。

◆大久保 東京ドームの大舞台に出られ、努力が報われてよかった。だけど正直、まったくいいところが出せなかった。入場した時の歓声が味わったことのない感覚ですごいなと思った。相手は元々、那須川天心選手の弟ということで、強いのはわかっていたが、カウンターの取り合いでなかなか入れなかったりとか、上手だった。今後はK-1のチャンピオンになりたい。

◆那須川龍 アップの時から調子はよかったし、勝ちたかった。すごく悔しい。相手は強いと思っていたので、予想通りでした。(東京ドームは)スクリーンに自分の名前が移って盛り上がってくれたのがうれしかった。この負けを最後にして、次からもっと強くなった姿を見せられれば。やりたいこともできないで終わる試合をしたくない。(天心)最後だし、KOしてほしい。どんな形でも勝ってほしいです。

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