プロボクシングWBO世界ミニマム級王者谷口将隆(28=ワタナベ)が年内の2度目防衛戦を希望した。

3日、都内のホテルで開催された個人後援会の発足式に出席。「年内にあと1試合できれば。11月あたりに」と希望を口にした。発足時で200人近い後援者が集まっており、国内世界戦開催時には大きなバックアップとなりそうで「頑張らないといけないですね。統一戦や強い相手との防衛戦など機会があればやってみたい」と決意を示した。

6月10日(日本時間11日)にメキシコで開催された同門の盟友、WBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人(28)の王座統一戦のセコンドに入った。完全アウェーの中でWBA同級正規王者だったエステバン・ベルムデス(メキシコ)を8回TKO撃破した姿を目の当たりにし「すごく刺激を受けた。京口を見て海外でも試合したいと思った」と触発された様子だ。

4月22日の初防衛戦クリアから徐々にジムワークは開始しており「この発足式を一区切りに明日からしっかり練習できたら。まずは体作りからですが、スイッチを入れたいです」と気持ちの切り替えを強調していた。