新日本プロレスの棚橋弘至(45)が、先月12日に来春までの引退を発表したプロレスリング・ノア所属の武藤敬司(59)について思いを語った。

9日にノアの公式ユーチューブチャンネルに登場。武藤が新日本時代に付け人も務めた棚橋は、引退を聞いた時は「引退がないと思っていたのでびっくりした」と、衝撃を受けたことを明かした。

師弟関係にあった新日本時代を、「普段の行動から常に一緒にいることが多かったが、やはりスターだった」と振り返った。一緒に歩いているとしばしばファンから気付かれることがあったことを挙げ、「スターの条件。一緒にいる人間が誇らしく思えてしまう」と懐かしんだ。

武藤は、引退ロードの初戦として今月16日の東京・日本武道館大会で期待のホープ清宮海斗との対戦を控える。棚橋は「引退試合が何試合になるかは分からないですけど、清宮選手の期待の高さを感じる」と話した。

引退試合にふさわしい対戦相手を問われると、蝶野正洋の名前を挙げ「ワンマッチだったら復活できないかな? また会場でクラッシュ(入場曲)を聞きたい。闘魂三銃士は青春だったので」と熱望した。

さらに「許されるんだったらやりたい。立候補したい」と、自らも対戦相手に名乗りを上げた。だが、「やりたいだけじゃダメ。武藤さんがプロレス界に残すものを受け継ぐという意味合いもあるので…。僕じゃない誰かなんじゃないか」と推測。前IWGP世界ヘビー級王者オカダ・カズチカの名前を挙げ、「面白いんじゃないか」と話していた。