日本スーパーウエルター級タイトルマッチ10回戦は12日、東京・後楽園ホールで行われ、同級王者川崎真琴(38=RK蒲田)がドローで初防衛に成功した。

同級1位丸木凌介(31=天熊丸木)の挑戦を受け、ジャッジ3人ともに95-95の引き分け。規定により川崎の初防衛となった。今年4月、3度目のタイトル挑戦で37歳にして日本王者となった。38歳初戦で日本ベルトを死守し「前回、自分なりに出し切れたが、今回は重圧からか、守りになってしまった。防衛は最低限ほっとしている」と安堵(あんど)の表情だった。