かかってこい、コウタミウラ! 31日に迫る総合格闘技RIZIN37大会(さいたまスーパーアリーナ)で元サッカー日本代表FWカズの次男・三浦孝太(20=BRAVE)と対戦するブラジル人ファイター、フェリペ“キングハンター”マソーニ(36=ASTRA FIGHT TEAM)が、経験の違いを見せつけると宣言した。

29日、都内で行われた大会前インタビューに登場。初来日にも、「暑いのにも慣れているので、特に気候には影響を受けていない。雨だろうと雪だろうと、自分は練習しているので問題ない」と、余裕の笑みを浮かべた。デビュー2戦目を迎える三浦とは、3分3回66キロ契約体重で対戦。体力に自信を示し、「道場でスパーリングをやるようなもの。プロとアマチュアの試合になる」と豪語した。

同カードは当初、昨年の大みそかに組まれていたが、新型コロナ感染拡大の影響で来日できず。5月のランドマーク3大会で再び組まれたが、三浦のケガの影響でスライドとなっていた。待望の一戦に、「ずっと戦いたいと思っていたので、やっと戦えてうれしいです」と胸を躍らせた。

三浦と同じく、サッカー出身のファイターで、三浦の父であるカズのことは、「ブラジルのクラブチームにも所属していたし、日本の代表。もちろん知っている」と話した。その上で“キングハンター”の名前通り、「キングを狩りに行く気持ちです」と、リトルキング退治にうずうずしている様子。「かかってこい、コウタミウラ!」と日本語で挑発する場面もあった。

一番違うと思うのは、プロ9勝4敗の「経験」という。「自分はプロのアスリートなので、インスタグラムとかユーチューブとか、SNSで遊んでいる人とは違う」。16歳年下の対戦相手に、プロの厳しさを教育するつもりだ。