プロレスリング・ノアの元GHCタッグ王者丸藤正道(42)が、膝のケガから2カ月ぶりに復帰を果たす。4日、都内で行われた会見に出席し「ばっちりです」と好調ぶりをアピールした。

丸藤は今年6月、出場予定だったサイバーファイトフェスティバル2022を膝のケガのために回避。その後欠場を続けていた。

この日、改めて「リングではなく、過ごしている中で膝の状態が悪くなってしまった。長年の蓄積。膝の隙間が1ミリもなく炎症を起こしていた」と状態を説明。その上で「休ませてもらっている間に良くなって試合できる状態(になった)。思う存分試合をしたい」と、全力ファイトを宣言した。

旗揚げ記念日となる5日の後楽園ホール大会第7試合で潮崎、杉浦と組み、小島、田中、稲葉組と6人タッグマッチで対戦し、復帰を果たす。

「旗揚げ戦に『丸藤がいなきゃどうするんだ』と。復帰が決まる前までは、試合できる状態じゃなかったが決まってから良くなった。ノアの初期メンバーで戦えるのは意味のあるものなので、それを伝える試合をしたい」と、力を込めた。【星夏穂】