前NXT・UK女子王者里村明衣子(42=センダイガールズ)が再起戦を飾った。4日の3WAY形式NXT女子、NXT・UK女子王座統一戦でNXT女子王者マンディ・ローズに敗れた里村はロクサーヌ・ペレスとのシングル戦に臨み、必殺のスコーピオライジング(シャシニング式かかと落とし)で撃破した。

バックステージでインタビューを受けた里村は、挑戦者ブレア・ダベンポートのフォールをローズに奪われた形となった王座統一戦を振り返り「とても失望したけど、NXT・UKを誇りに思っている」と振り返った。すると姿をみせたコーラ・ジェイドに上から目線で対戦要求された。しかし「敬意を持ったロクサーヌとの対戦がすでに決まっているの」と断り、ペレスとのシングル戦に臨んだ。

ダブルニーや腕ひしぎ逆十字固めでペレスを攻めた里村は顔面絞めをしのぐと、果敢に攻め込んできたペレスをハイキックで迎撃した。雪崩式フランケンシュタイナーで反撃を受けたものの、オーバーヘッドキックを放ち、鬼気迫る形相でスコーピオライジングでペレスの脳天にかかと落としを成功させ、3カウントを奪ってみせた。

試合後、里村がペレスの健闘をたたえながらリングを立ち去ると、お辞儀で応えたペレスの背後から竹刀を持ったジェイドが現れ、襲撃してきた。怒った里村はリングに戻ってジェイドを威圧し、追い払っていた。