熱い夏を忘れさせる“冷たい”戦いとなった。

中野たむ率いるコズミック・エンジェルズの選手にSAKI、清水ひかりを加えた6選手による戦いが行われた。水を使うことが許可されたコズミックルールマッチ。全員が白いワイシャツにショートパンツの格好で戦いがスタート。モデルやグラビア経験者が多く、何やら男性ファンには少し嬉しくなるような展開となった。

序盤はそんな予想を裏切る激しい展開。それぞれが最初にコーナーにかけられている水鉄砲を取り出したのは白川と中野。その後全員で水のかけ合いになる中、なぜか水浴びをした白川が真ん中でドジョウすくいを始める。さらにワイシャツを脱ぎ始め「ちょっとだけよ」の音楽に合わせ、水着をあらわにした。

その後は会場内で“水遊び”。台風が去り、暑さの残る東京でちょっとだけ涼しい戦いが行われた。最後はドリフの音楽に乗ってウナギが全員を追いかけて場外へ。出てくるとなんと、ウナギが全員の水着を外し、5人が上半身バスタオルを巻いた姿になっていた。

結局はやり過ぎたウナギの反則負け。7月の大会でも水着をはぎ取る同様の“失態”を犯しており、白川は「水着になるのと脱がすのは違うよ! 見えそうで見えないようにするって言ったのに…。次はウナギを丸裸にしてやる」と怒り爆発。7月にユニットに加入したなつぽいは「コズエンってこんなんだったの?」とあっけにとられた感じ。ウナギは「本当にごめんなさい」と頭を下げ、苦笑い。激しいスターダムのプロレスに、少しだけほっこりする“戦い”が見られた。【松熊洋介】