アントニオ猪木さんの死去から一夜明けた2日、元新日本プロレス所属のプロレスラー、格闘家でタレントの高田延彦(60)が都内にある猪木さんの自宅へ弔問に訪れた。対面を終えた後に報道陣の取材に応じ「今までちゃんと感謝の気持ちを伝えることはできなかった。まだ実感が湧かないね。気持ちの整理ができない」と言葉を絞り出した。

1980年(昭55)に新日本プロレスに入門し、翌81年5月に保永昇男戦でデビュー。在籍時には猪木さんの付け人を務めていた。自身にとっての猪木さんの存在を問われ「一言じゃ言い表せない。神さま、恩人、スーパーヒーロー。いくつもあります」と、師匠との別れを惜しんだ。