WBAスーパー王者京口紘人(28=ワタナベ)が、WBC王者の寺地拳四朗(30=BMB)にプロ初黒星を喫した。大学時代からしのぎを削ってきた相手に7回TKO負け。5回に1度ダウンを喫しながら意地の反撃を見せたが及ばなかった。試合後は「悔しい」を連発した。
京口の主な一問一答は以下の通り。
-試合を終えて
京口 皆さま、こんな時間までありがとうございました。本当に楽しんでもらえたファンはたくさんいると思いますけど、結果が出せなかったので悔しい気持ちでいっぱいです。
-ダウン後の反撃
京口 見てくれていたスタッフの方々にも、ダウン後の反撃はすごくよかったという声をいただいた。記憶がとびとびで、記憶にない反撃だったんですけど、それはトレーニングしてきてできた反撃だと思う。でも、結果に結びつかなかった悔しさが強い。あの時よかったというのは、今はまだない。やり切ったという思いはあります。
-寺地の印象
京口 相手のジャブは戦前から一級品だと、この試合に向けて調整してきたが、思った以上に強いジャブで、戦いながら「どうしよう」と。ただ、少しはやってきたものを出せたというところもある。どう崩そうかと思って戦っていたが、8度防衛したチャンピオンでもありますし、強さを肌で感じました。
-6回の攻撃
京口 1度目のダウンの前後の記憶はない。練習したことしか試合のリングでは出ない。やってきたから反撃できたといえばきれいに聞こえるが、結果がでなかったことが悔しい。
-6、7回の記憶もないのか
京口 そうですね。やりきったというのはあれですけど、自分の中では力が出せた。中盤以降チャンスがくればと思っていた。タフで、なかなか崩せないと思って戦っていた。その中で1度目のダウンを喫してしまって。悔しいですね。
-プロ初黒星
京口 デビューする前の15年が最後の負け。7年前。懐かしいなという思いもあるが、初黒星はすごく悔しい。負けが悔しいというよりも、たくさんのサポートがあった中で勝てなかったことが悔しい。自分は子供のころから結果を出してきた人間ではなかったんですけど、今までの負け以上に悔しさがある。勝った姿を見せたかったという思いが強いです。
-今後
京口 簡単に「次頑張ります」とは言えない。少しゆっくりしたいなという。
-ファンへ
京口 子供のころから器用じゃない。人一倍、二倍頑張って結果を出せる人間だった。ただ、「できないからやらない」じゃなくて、「やれることをやればできる」ということを証明したかった。そういった人たちに少しは勇気を与えられたかな。

