元IWGPヘビー級王者ケニー・オメガ(39)が、新日本のマットに帰ってくる。

ビデオメッセージで登場し、この日のセミファイナルで海野翔太の挑戦を退けてIWGP・USヘビー級王座4度目の防衛に成功したウィル・オスプレイ(29)に、挑戦状をたたきつけた。

19年の米プロレス団体AEWの旗揚げに際して新日本を離脱したオメガは、「俺がいなくなってお客さんが少なくなった。パンデミックのせいというかもしれないが、本当のパンデミックはお前だよ。正直言うと新日本に興味はない。でも、ファンのためにプロレスのために、違いを見せます」などと、日本語でオスプレイを挑発。来年1月4日東京ドーム大会で同級王座をかけての対決が濃厚となった。

両者は新日本時代から挑発を繰り返し、オスプレイはたびたびオメガの必殺ムーブを使用するなど意識してきた。近年は、SNSなどで舌戦を繰り広げていた。今年8月には、AEW6人タッグ王座のトーナメント準決勝で激突。この時は、オメガが、オスプレイ組のフレッチャーに必殺技の「片翼の天使」を決めて勝利を収めていた。