米プロレスWWEの女子シングル王座6度戴冠を誇る人気レスラー、サーシャ・バンクス(メルセデス・ヴァルナド=30)が3日(日本時間4日)、WWEに感謝の言葉をSNSでつづった。自らのツイッターに「ありがとう、WWE」「ありがとう、(前会長兼CEO)ビンス・マクマホン」「ありがとう、トリプルH」「ありがとう、WWEユニバース(ファン)」「ありがとう、ウィリアム・リーガル」「ありがとう、サーシャ・バンクス」などと次々と意味深ツイートを続けた。

バンクスは昨年5月、WWEのロウ大会出場直前に保持していたWWE女子タッグ王座の防衛戦の構想などで首脳陣と対立。そのまま出場ボイコットし、無期限の出場停止と王座剥奪処分を受けていた。7月に現場がマクマホン体制からトリプルH体制に変更後、WWE側と交渉したとされているが、米専門メディアによると、金銭的な条件で折り合わず、23年からフリーエージェントになっているという。

なおバンクスは積極的な女優活動とともに最近、「モネ・バンク」「バンク・モネ」「メルセデス・モネ」「ステートメント・メーカー」の商標を出願。WWEから離れ、フリーの立場でプロレスラーとして活動する動きをみせている。