新日本プロレス真壁刀義(50)がフジテレビ系月曜PLUS!「THE スピリット~闘魂レスラー発掘プロジェクト~」(月曜深夜0時25分)の23日深夜の第3回放送で特別コーチ役として出演する。

同番組は新日本プロレス50周年特別企画として、日本全国から練習生を募集し、入門までを描く。通常の新日本プロレス入門テストで設けている身長・年齢制限を完全撤廃。10代前半~40代後半までさまざまな職、夢、肉体を持った幅広い人材9人が、練習生として入門テストに向けてガチンコのトレーニングを行っている。新日本プロレス現IWGP世界ヘビー級チャンピオンのオカダ・カズチカ(35)がプロジェクトリーダーに就任し、自ら熱血指導。前回放送の獣神サンダー・ライガー(58)に続き、真壁も特別コーチとして参戦する。

今回の特訓内容は「気合」と「戦い抜く精神力」。プロレスラーとしてリングで戦うための基礎をたたき込むために、オカダ自身が「入門当時、一番怖かった先輩」と明かす真壁を特別コーチとして招聘(しょうへい)した。

真壁が練習生の前に登場すると、緊張感漂う雰囲気に。一同が大声であいさつするも、真壁は「気合が足りねぇ」と一蹴。序盤から“最恐”ぶりを見せつける。さらに練習生たちの“気合”という名の基礎体力を確認するため、真壁流“エンドレススクワット”を課した。しかしベースの500回に遠く及ばない200回時点でペースが乱れたことで、真壁からは喝が飛んだ。練習生たちは“最恐”コーチの特訓を乗り越えられるのか!? さらに今回はオカダが9人の練習生たちを実際のプロレス試合会場へと連れ出し、ある即興の課題を課すことになる。

真壁は言葉に力を込めた。「俺が指導する前から、おぼろげながらでもしっかりと覚悟があるやつと、まだまだ覚悟が足りないやつもいたから何とも言えねえな。本人たちはしっかり覚悟を持ってるつもりでも、俺たちにそれが見えなければ覚悟を持ってないのと同じ。だから各自が、顔つきや目つき、腹から声を出すことなど、俺が指導したことを今後にいかしてもらえることを願いたい」。

続けて「視聴者の皆さんにも彼らの姿を見て、プロレス道というモノの厳しさを知ってもらいたい。リングに上がれるようになるまでの難しさ、覚悟を決めて毎日練習を続けることの厳しさを見て、プロレスの素晴らしさを再認識してもらいたい。そして俺たちの試合を見に来てもらって、闘いから悔しさやうれしさを感じとって、観客たちそれぞれが明日への力を持って帰ってほしいね!」と締めくくった。

スタジオにはお笑いコンビのシソンヌ長谷川忍、「みちょぱ」ことモデルの池田美優、進行はフリーアナウンサーの豊崎由里絵が務める。ストーリーテラーは安田顕が担当。