「筋肉バービー人形」ことティファニー・ストラットン(23)が復帰戦で勝利を飾った。インディ・ハートウェルとのシングル戦に臨み、月面水爆で仕留めた。昨年10月にはウエンディ・チューとの試合中で頭部を負傷し、戦線離脱して以来のカムバック戦で白星を挙げた。前週大会でハートウェルと女子更衣室を巡って言い争いをしており、因縁を決着させた形だ。

ゴング前からハートウェルの襲撃を受け、劣勢の序盤となったストラットンはさらにドロップキック連打、手も踏みつけられた。場外に投げ飛ばされるなど勢いを止められていたものの、ロープを使った頭脳的な攻撃で反撃を開始。スワンダイブ式セントーン、ヒップアタックした後、左腕に集中攻撃を浴びせた。ハートウェルのスパインバスター、ビッグブーツをしのぎ、左ひざへの低空ドロップキックを食らった後に左足負傷を主張。その隙に油断した相手にエルボー攻撃などでマットに転がすと、最後は月面水爆を成功させ、3カウントを奪った。試合後には自らのインスタグラムを更新し、23年初戦の試合コスチュームを紹介していた。