プロボクシング東洋太平洋フライ級王者桑原拓(27=大橋)が3月14日、東京・後楽園ホールで開催されるフェニックスバトル98大会で、王座獲得後初試合に臨む。26日に所属ジムから同大会の主要カードが発表され、桑原はメキシコ同級王者ホセ・リバス(メキシコ)と同級8回戦で拳を交える。桑原にとって昨年10月、東洋太平洋同級王者ジーメル・マグラモ(フィリピン)に判定勝ちして以来、約5カ月ぶりのリングとなる。

セミファイナルでは、日本スーパーフライ級ユース王座決定8回戦が組まれ、アマ8冠ボクサー中垣龍汰朗(23=大橋)がアマ33戦の経験を持つ山口仁也(23=三迫)と対戦することが決定した。昨年9月に吉田京太郎(ワタナベ)を下して以来の試合となる。同級ユース王座決定戦出場は21年7月に花田歩夢(神拳阪神)と引き分けて以来、2度目の挑戦となる。

また昨年7月にプロデビューしたアマ戦績豊富な田中湧也(23=大橋)のプロ2戦目、22年全日本ミニマム級新人王の石井武志(23=大橋)の23年初戦も計画されている。