人気キックボクサーの皇治(33)が、4月1日のRIZIN41大会(丸善インテックアリーナ大阪)で対戦が確実となった芦沢竜誠(27)を「あいつはへなちょこですよ」と挑発した。

1日に都内で行われた記者会見に登場。会見場に芦沢の姿はなかったが、榊原信行CEOが「皇治選手の相手は芦沢選手で最終調整中。早急に体重、ルール含めて発表する」と話した。これを受けて「興味ないですが、K-1の時から応援してくれた皆さんや立ち技を盛り上げたいという思いがある」とうなずいた。

昨年の大みそか大会で、以前からSNSなどで口論を繰り広げていた芦沢から「けじめをつけないといけない相手」と対戦要求を受けていた。芦沢は総合格闘家への転向を表明しており、対戦ルールは未定。それでも「パンチだけで十分。『そんな倒れ方するか?』というようなひっくり返り方をする。弱いし、すぐ倒れるしで興味はない」と一刀両断にした。

昨年9月の超RIZINではメイウェザーのボディーガード、ジジと対戦。11月にはドバイでメイウェーの秘蔵っ子イングラムと対戦した。今年こそはと、大将との対戦実現を熱望する。「俺はメイウェザーに一途で浮気している場合じゃない。早く連れてきてくださいよ」と、待ちきれない様子だった。まずは目の上のたんこぶを取り払い、プロボクシング元世界5階級制覇王者を振り向かせる。