総合格闘技RIZINは1日、都内で記者会見を開き、23年の年間スケジュール概要を発表した。

4月1日に丸善インテックアリーナ大阪で開幕戦となる41大会を行い、年間10~12試合の開催を予定する。昨年大みそか大会で発表され、注目を集めるプロボクシング元6階級制覇王者マニー・パッキャオ(44=フィリピン)の参戦は、7月以降のビッグマッチが濃厚となった。

榊原信行CEOはパッキャオの対戦相手について「やりたいといっている選手は何人もいる」と説明。平本蓮や朝倉海らを候補に挙げた。さらに「ボクシング界や引退した選手もいる」と幅広い選択肢を残し、「タイミングと話題性を含めてもう少し考えたい」と熟考の構えを示した。昨年9月に朝倉未来-メイウェザー戦をメインに開催された「超RIZIN」規模の豪華な大会になりそうだ。

今年はRIZIN初となる代々木、有明大会を始め、初の海外興行となるハワイ大会も6月末に開催予定。7月末からフライ級、もしくはフェザー級のトーナメントも開幕する。この日は、41大会のカードを発表。皇治や、宇佐美正パトリックらの参戦が決定した。