プロボクシング元世界3階級制覇王者の亀田興毅氏(36)が21日、都内で記者会見し、4月16日に自身が手がける興行「3150FIGHT VOL・5大会」(東京・代々木競技場第2体育館)のキャッチコピーを発表した。東京初進出の興行となるため「~東京を殴りに行こうか!~」に決定。ファウンダーとして興行プロモートする亀田氏は「現役時代、自分が大阪から東京に進出する時、殴り込みや!と東京に来たので、キャッチコピーは、これになりました」と解説した。

本来ならば、同興行で1月6日にエディオンアリーナ大阪で組んだIBF世界ミニマム級4位重岡銀次朗(23=ワタナベ)-同級王者ダニエル・バラダレス(28=メキシコ)戦のリマッチを組みたかった。しかしバラダレスの鼓膜が破れ、防衛戦ができないとIBFから認められたため、重岡と前王者で同級3位のレネ・マーク・クアルト(26=フィリピン)との暫定王座戦の開催に向けて交渉することになった。重岡がバラダレスとの再戦を希望していたこともあり、亀田氏は「バラダレスを殴りにいきたい」と興行のキャッチコピーにちなんだジョークを飛ばしていた。