年間最大の祭典レッスルマニアの舞台で「女帝」アスカが、ロウ女子王座返り咲きを逃した。同王者ビアンカ・ブレアに挑戦したが、王者の必殺技KOD(キス・オブ・デス=変形フェースバスター)を浴び、15分57秒、フォール負けを喫した。

パワフルな王者ブレアに対し、アスカはエルボー連打、多彩なキック技を駆使して攻めた。身体的能力が高いブレアのロープの反動を生かしたその場飛びムーンサルト(月面水爆)やショルダータックルを浴びるとコードブレーカーで反撃。コーナーに串刺しのヒップアタックも仕掛けた後、毒霧を噴射したものの、ブレアに回避された。さらに腕ひしぎ逆十字固めで仕留めようとしたが、強引に逃れられると最後はKODでマットにたたきつけられて3カウントを許した。

アスカは18年レッスルマニア34大会でシャーロット・フレアーに敗れた後、19年のレッスルマニア35大会では女子バトルロイヤルで敗退。20年レッスルマニア36大会は、カイリ・セインと組み、WWE女子タッグ王者としてアレクサ・ブリス、ニッキー・クロス組の挑戦を受けて敗れた。22年レッスルマニア38大会ではロウ女子王者としてリア・リプリーの挑戦を受けて負けており、年間最大の祭典では5戦全敗となった。

試合後、一部のファンからSNS「レッスルマニアで0勝5敗するような選手ではない」とアスカの黒星に不満が噴出。すると、アスカは「今、あなたの怒りの力が必要です。私と一緒に、退屈な女子部門を混乱させましょう。女子部門に、WWEに混乱をもたらしましょう」などと“共闘”を呼びかけていた。