思い描く「防衛ロード」第1章が始まる。プリンセス・オブ・プリンセス王者の瑞希(28)が、初防衛戦となる15日後楽園大会の調印式を行うため、リングに登場した。

3月31日東京女子初の米ロサンゼルス大会後、初めての日本での開催。開口一番「ただいま~」と叫んだ。試合が1週間後とあってか、緊張感はなく「ドキドキワクワク」といつもの調子で大好きなファンを笑顔にさせた。

先月18日の有明コロシアム大会で「マジカルシュガーラビッツ」のパートナー、坂崎ユカに初めて勝利し、悲願の初戴冠。31日、米ロサンゼルス大会でも「マジラビ」コンビでプリンセスタッグを奪還し、満員の観客に瑞希の名をとどろかせた。一気に2冠王者となり、団体のトップに君臨。初となる15日の防衛戦は瑞希の時代を作り上げていく大事なスタートとなる。

プレッシャーはない。「初めてベルトを渡された時に山のように感じた。それを超えていかないといけないので」と王者の風格を漂わせた。挑戦者の角田奈穂から「いつもだまされる」と挑発されたが「すぐだましてくるじゃないですか」とすかさず返す余裕も見せた。唯一の前哨戦となったこの日の試合では、パートナーの宮本が角田に3カウントを奪われて敗れたが、瑞希自身は角田に対し、連続攻撃を仕掛けるなど、王者のパワーを見せつけ、本番へ弾みを付けた。「私、今絶好調なので」。何度も挑戦し、ようやく手にした最高峰のベルト。簡単に渡すわけにはいかない。