極悪集団BULLET CLUB(バレットクラブ、BC)の新リーダーのデビッド・フィンレーが、BCの旧リーダーのエル・ファンタズモから勝利を奪い、NEVER無差別級王座を初防衛した。フィンレーは場外攻撃で、ファンタズモにパワーボム。後ろにあったテーブルを破壊した。リングに戻してからも、パワーボムをかまし、ファンタズモの息の根を止めた。

“因縁”の2人だった。BCでは、かつてのリーダーのジェイ・ホワイトが新日本を追放される事件が起きた。その後、3月にBCへ新加入したフィンレーが新リーダーに就任していたが、これを良く思っていないファンタズモが自身がリーダーだと発表。そんな中で、4月8日の両国国技館大会でBCが、ファンタズモに壮絶なリンチ攻撃を下す事件が起きていた。

ファンタズモは改心し、フィンレー、そしてBCとは完全決別。新たな道を進もうとした最中、因縁の相手を倒すことは出来なかった。反対に新生BCは、リーダーのフィンレーの下に、アレックス・コグリン、ゲイブリエル・キッドが衝撃加入。先にBC入りしたクラーク・コナーズ、ダン・モロニー、そして暗躍を続ける外道のメンバーは、リング上で高らかに笑った。