新日本の田口隆祐&YOHにアントニオ猪木の魂が乗り移った。田口&YOHは、第0試合に登場。井上凌(全日本)&ブラックめんそーれ(全日本)と組み、スペル・クレイジー(ノア)&アレハンドロ(ノア)&吉岡世起(ノア)&小峠篤司(ノア)と激突した。

「チームノア」の4人に対して、「新日本」「全日本」のコンビがプレーがさく裂した。全日本のブラックめんそーれが小峠に「シャー」。続いて井上がジャンピングハイキックをかますと、新日本の田口がヒップアタック、そしてYOHがファルコンアローを決め、流れるようなプレーで、会場を沸かした。最後はYOHが小峠から3カウントを奪った。

試合後のバックステージでは、この2団体のコンビに亀裂? が…。おふざけなしの田口は「世の中がバラバラな感じがありますし、1つになって、プロレスファンに限らず、世の中に対する、プロレスから世の中へのメッセージで1つになろう」と至極真面目に話し出すと、ブラックめんそーれが「シャー」と大事なところでカットイン。

すると、ここで田口に“異変”が起きてしまった。「元気があればシャーも出来る」といきなり言い、ブラックめんそーれを困惑させた。ここにYOHも加わり「元気があれば何でも出来る」と猪木のモノマネを披露。田口も「元気があれば何でも出来る」とリピート。「アゲインということでね」と、ALL TOGETHERのサブタイトルを口にした。

先輩が大ボケをかませば、YOHも再び「元気があれば何でも出来る」と顔も作り込んだ。田口は「元気ですか」と言い、新日本の2人の“猪木劇場”が展開された。カメラの前でコメントしようとする全日本の2人を制すなど、良好なコンビネーションも、試合中までとなった…。

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