第1試合の6人タッグマッチは、かつてNEVER6人タッグ王座の最多連続防衛記録(9度)を樹立した3選手、IWGPタッグ王者・YOSHI-HASHIと後藤洋央紀、NEVER6人タッグ王者の石井智宏の王者3人が顔をそろえた新日本チームが、絶妙な試合運びで稲村愛輝、稲葉大樹、マサ北宮のノア勢に勝利を収めた。

団体の意地をかけたチーム戦。象徴的だったのが石井と稲村の顔合わせだった。ロープの反動を利用した体当たり合戦はともに譲らず。石井が稲村をブレーンバスターで投げ捨てると、稲村もブレーンバスターで石井を持ち上げてスクワットをしてみせた。

一進一退の激闘を終わらせたのが、YOSHI-HASHIと後藤洋央紀のIWGPタッグ王者コンビの絶妙な連係技だった。稲葉のブレーンバスターからのフォールをカウント2で返した後藤は、続く延髄切りにも動じず、稲葉を担ぎ上げると、コーナーから飛び出してきた石井がスライディングラリアット、さらに後藤とYOSHI-HASHIとの連係技“消灯”で、稲葉をフォール。そのまま3カウントが入った。

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