元東洋太平洋スーパーフェザー級王者三代大訓(28=横浜光)がジム移籍初勝利を飾った。

盛勇超(30=中国)とのライト級8回戦に臨み、3-0(77-75、78-74、79-73)の判定勝利。左ジャブからワンツーで序盤を進めると、4回には盛の接近戦に対抗しながら的確にパンチをヒットさせた。6回にもワンツーで攻め込み、8回には右アッパーで顔をはね上げ、再起を飾る勝利を挙げた。

「まずはひと安心。勝つことが大前提だったので」と安堵(あんど)の表情を浮かべた三代は今年2月、ワタナベジムから横浜光ジムに移籍。同4月には韓国・仁川でジム移籍初戦に臨んだものの、ジュン・ミンホ(韓国)に5回負傷判定負けを喫していた。今回は再起と移籍後初勝利を目指したリングだった。

三代は「相手はパンチもあったし、気が抜けなかった。勝ちたかったので、丁寧に焦らずにいこうと。本当に勝ちたかった」と昨年5月、オーストラリアでフランシス・チュア(オーストラリア)を下して以来の勝利をかみしめた。年内には日本同級2位として同級4位浦川大将(26=帝拳)との同級挑戦者決定戦に臨む。

三代は「次につながった。自分はよくも悪くも誰とでも良い勝負をしてしまい、裏目に出て負けてしまうこともあると自覚している。でもくねくねした変幻自在な、このスタイルでいきます。このスタイルで僅差で毎回勝てればいいと思う」と言葉に力を込めていた。