プロボクシング元WBA、WBC世界ミニマム級王者の大橋秀行氏(61=大橋ジム会長)が、母校・横浜高野球部の18年ぶりとなる全国高校選手権4強入りを手放しで喜んだ。18日は東京・水道橋で自らプロモートするプロボクシング興行フェニックスバトルの前日計量や記者会見に出席していたが、合間を縫ってスマートフォンで試合展開をチェック。6-0で花巻東(岩手)との準々決勝を制したシーンを見届けた。

大橋氏は「今日は1回からのチャンスを生かして先制し、いつもの横浜高校らしい試合展開でしたね。先発した織田(翔希)投手もナイスピッチングでチームは勢いとリズムがあって安心して観ることができました」と満面の笑みを浮かべた。

大橋氏が「恐怖の9番」と表現した千島大翼(3年)が6番となって2安打、2番から9番となった小林大雅(2年)が3安打2打点と打順変更が功を奏したことに注目し「打順を変えた村田(浩明)監督の、あの采配がズバリだったと思う」と強調。前日17日に横浜高を甲子園春夏5度の優勝に導き、通算でも51勝を挙げた元監督の渡辺元智(わたなべ・もとのり)さんが死去。渡辺さんと交流が深く、指導者としても尊敬していた同氏は「今日の村田監督は渡辺監督が乗り移っていたと感じましたね」と絶賛した。

また大橋氏は以前、横浜市の大橋ジムを訪問した渡辺さんとの写真を披露。現4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(33=大橋)のジムワークを見学した際の3人のショットを眺めながら「世界で戦う井上尚弥にすごく興味がある。会いたいと言って来てくれたんだよね」と当時の思い出を語っていた。