プロボクシング元IBF世界スーパーバンタム級王者小国以載(35=角海老宝石)が10月12日、東京・有明アリーナで開催されるTreasure Boxingプロモーション4大会のメインイベントで元WBO世界バンタム級王者で現WBO世界スーパーバンタム級3位のジョンリール・カシメロ(33=フィリピン)と同級10回戦で対戦することが28日、発表された。同日に都内で開催された記者会見に出席した小国にとって22年5月、東洋太平洋バンタム級王者栗原慶(一力)とのスーパーバンタム級10回戦以来、約1年5カ月ぶりのリングとなる。
通信状況の問題でカシメロはフィリピンからオンラインでも会見登場できなかった。カシメロの顔がブリントされたTシャツを着て登場した小国は、その顔プリントにマイクを当てながら「『3ラウンドで倒すよ』と言っています。僕は判定で勝ちます」と小芝居モードであいさつ。元世界王者対決となったが「オファーは即決でした。ランキングもない状態で厳しい試合なのは分かっているが、ボクシングは作戦、体調とかで戦うもの」と不敵な笑みを浮かべた。
作戦とはデータ分析専門の会社の協力を得て、カシメロの動きのクセやパンチのパターンなどを頭にインプットするという新たな試みだ。その詳細ついては明かさなかったが、小国は「カシメロ選手は強いですが、しっかり調べて。データを分析して、動きを分析しデータ化してもらっている。それでしっかり勝ちにつなげたい。厳しい試合なのは重々承知の上ですが、うまいことはめればいいのではないか」と自信の表情。小国が“IQボクシング”を駆使し、元世界3階級制覇王者カシメロを撃破できるか。

