無敗の格闘家で今年4月にプロボクシングで白星デビューを飾った東洋太平洋スーパーバンタム級8位の那須川天心(25=帝拳)が9月18日、東京・有明アリーナで臨むボクシング2戦目の対戦相手がメキシコ・バンタム級王者ルイス・グスマン(27)に変更になったと2日、発表された。スーパーバンタム級8回戦で激突する。当初、対戦する予定だった9勝(7KO)無敗のフアン・フローレス(23=メキシコ)は新型コロナウイルス感染が判明し、体調を崩したために欠場する。
10勝(6KO)2敗のグスマンは今月1日、同国エルモシージョで防衛戦を予定していたが、直前で試合キャンセルになっていたという。那須川が所属する帝拳ジムの本田明彦会長は「もともとグスマン選手は対戦相手の候補の1人だった。メキシコ王座を2度防衛にしている中堅選手。1日の防衛戦が流れ、いつでも試合ができるとのことだった」と説明した。既に進んでいる入国手続きが完了すれば、10日には来日する予定だという。
現在、那須川は8月、約2週間の米ラスベガス合宿を消化し、自己最長となる8回のスパーリングを消化。現在は都内の所属ジムで世界挑戦経験があるイスラエル・ゴンサレス(26)、28勝(23KO)4敗の実力者リカルド・エスピノザ・フランコ(26=ともにメキシコ)とのスパーリングを開始している。本田会長は「(練習パートナーの)1人はアウトボクシングができ、もう1人はファイタータイプ。今、(那須川は)すごく調子がいいし、グスマン選手がどちらのタイプでも対応できる」と調整に問題がないことを強調していた。
なお同興行では、WBAスーパー、WBC世界ライトフライ級王者寺地拳四朗(31=BMB)がWBC世界同級1位ヘッキー・ブドラー(35=南アフリカ)との防衛戦(WBA3度目、WBC2度目)、WBO世界スーパーフライ級王者中谷潤人(25=M・T)が同級6位アルヒ・コルテス(28=メキシコ)との初防衛戦に臨むことが決まっている。

