プロボクシングWBO世界スーパーフライ級王者の中谷潤人(25=M・T)が4日夜、羽田着の航空機で米国から帰国した。18日に東京・有明アリーナで行われる同級6位アルヒ・コルテス(28=メキシコ)との初防衛戦に備え、7月20日からロサンゼルスでスパーリングを中心とした合宿をスタート。移動も含めて約46日間のロングキャンプを終えた。1日14回スパーリング1度、試合と同じラウンドとなる12回も2度、通常は1日10回という長いスパーリング数を消化してきたという。
今合宿だけで総スパーリング数は236回に到達した中谷は「メンタル的、スタミナ的にも長く戦える身体ができ、試合で余裕が生まれる」と手応えを示した。今回は同じ興行で、WBO世界フライ級5位ジーメル・マグラモ(28=フィリピン)とのライトフライ級8回戦を控えるWBA世界ライトフライ級王者アンソニー・オラスクアガ(24=米国)と一緒に日本に到着。米修行を開始した10代からの盟友と試合に向けて同じ宿舎で生活する予定だ。
今回の米合宿中も一緒にトレーニングを積んできたオラスクアガと同居で最終調整する中谷は「一緒のタイミングで日本に来られた。減量でも一緒にサポートし合える。小さい頃からの関係性もある。一緒に試合に挑めるので一緒に勝ちたい」と歓迎した。
減量もリミット(52・1キロ)まで残り約5キロまで落としたという。挑戦者となるコルテス対策も、ほぼ米合宿でイメージしてきたとし「何個か(作戦が)ある。向き合ってからだと思うが、そこら辺も出せれば」と順調な調整ぶりをうかがわせた。

