プロボクシング元世界2階級制覇王者・亀田和毅(32=TMK)が10月7日、東京・大田区総合体育館で開催される3150FIGHT Vol7大会で転向したフェザー級初戦に臨むことが6日、正式発表された。対戦相手は後日発表となる。3150FIGHTを運営する元世界3階級制覇王者で長兄の興毅ファウンダー(36)、和毅が所属するTMKジムの金平圭一郎会長(57)とともに6日、都内で記者会見した。
冒頭に金平会長からWBA世界スーパーバンタム級1位だった和毅のもとに1度、WBAからWBAスーパー、IBF世界同級王者マーロン・タパレス(31=フィリピン)との指名試合の承認が下りながらも、一転、WBAの指令が同級2位の前統一王者ムロジョン・アフマダリエフ(28=ウズベキスタン)との挑戦者決定戦に切り替わった経緯が説明された。和毅は「会長が言ったことがすべてのこと。自分もいろいろなことがありましたけれど、今回の件はものすごく辛い気持ちでいっぱいです。すべての選手が世界王者になるために毎日、汗水たらして頑張っている。それは自分も一緒。世界王者もう1度なるためにずっとルールに沿って挑戦権も獲得し、WBA1位までたどり着いて、次に世界戦ということでこういうことが起こった。これも経験かなと。未来の自分にとってはこういう経験が支えになるのかなと思っている」と現在の心境を口にした。
この時期に、フェザー級転向したことについて「2年前にフェザー級に上げて3階級制覇すると決めていたのですが、当時、井上(尚弥)チャンピオンがスーパーバンタム級に上げると聞いて、1%でも(対戦チャンスが)あるのならとスーパーバンタム級に下げて待っていた。でもかなわなかったので、フェザー級に挑戦して3階級制覇して、亀田家8本目の(世界)ベルトを取りにいきたいと思います」と意気込んだ。
将来的な井上との対戦について「それは多分、ボクサーみんなが思っていることだと思う。弱い選手としたいと思っていない。その階級のトップと試合して自分の実力が通用するのかと。それは自分も同じ気持ちだった」と明かした。
現在、和毅はWBA世界フェザー級5位にランクされている。井上が将来的な転向を口にしている同級で待ち構えるのかとの問いに「今、自分がそこまで言える立場でもない。今はフェザー級で今いる4人の王者とどこでも戦いたいというのが今の気持ち。試合の場所は関係ない。チャンスがあるならどの団体でもいい」と世界3階級制覇に向けて集中していく姿勢を示していた。

