ボクシングWBC、WBO世界スーパーバンタム級王者井上尚弥(30=大橋)は21日、今年12月開催予定の4団体王座統一戦の交渉が順調に進んでいると明かした。同日に都内でアンバサダーを務めるスイスの時計ブランド、HUBLOT(ウブロ)とのチャリティーイベントに参加し、15人のキッズにボクシング指導。WBAスーパー、IBF世界同級王者マーロン・タパレス(31=フィリピン)との統一戦に向けた対戦交渉について「うまく進んでいると聞いている。もうタパレス戦に向けて練習している」と現状報告した。
7月25日に前統一王者スティーブン・フルトン(米国)を8回TKOで下した後、8月に入ってからジムワークを再開しており、スパーリングも1度消化。井上は「ここから(練習)パートナーを絞って調整を進めていきたいと思う」と気合を入れ直していた。