プロボクシング元世界2階級制覇王者で、10月7日にフェザー級転向初戦となる「3150FIGHT vol.7」(東京・大田区総合体育館)を控える亀田和毅(32=TMK)が22日、大阪市内で練習を公開した。

IBF世界フェザー級2位決定戦(12回戦)では、同級8位のレラト・ドラミニ(南アフリカ)と対戦する。相手について和毅は「正統派でスタミナもありそうな選手。足も速い。後半戦にしっかり(相手の)足を止めて倒したい」とイメージを膨らませた。

この日は3回のスパーリングを公開。元WBOアジア・パシフィック王者のリチャード・プミクピック(フィリピン)を相手に、連打を浴びせる場面も多く作り、仕上がりは上々。3150FIGHTを運営する兄の興毅ファウンダー(36)、和毅が所属するTMKジムの金平圭一郎会長(57)が見守る中で「いい調子できてるんで、向こうが前に来ようが、アウトボクシングしようが、こっちはいろいろな引き出しを持っているんで、それを試合中に出していきたい」と話した。