プロボクシング元世界2階級制覇王者で、10月7日にフェザー級転向初戦となる「3150FIGHT vol.7」(東京・大田区総合体育館)を控える亀田和毅(32=TMK)が22日、大阪市内で練習を公開した。

和毅は試合に向けて「家族の絆もありますし、チームもいて、応援してもらってる方もいる。それをみんな背負って、良い試合を見せたいですね」と意気込みを話した。

その時だった。ジムの後方から、突如大柄な男性が姿を現した。

サプライズ登場したのは、プロ野球の日本ハム、オリックス、阪神で活躍した糸井嘉男氏(42)だ。

亀田家とは以前から交流があった糸井氏には今回、世界3階級制覇王者で長兄の興毅ファウンダー(36)が激励を依頼。「阪神もオリックスも優勝して忙しいんですけど(笑い)、もちろん来させてもらいました」と訪れた。

糸井氏は「ずっと応援している。10月7日の試合、頑張ってもらいたい。勝って来年の世界戦を戦って、勝利を成し遂げてもらいたい。同じアスリートとして応援しています」とエールを送った。

和毅のスパーリングの後には、リングイン。「僕も(バットを)振り込んでましたからね」とボディーの強さをアピールしながらドラムミットを持った。しかし和毅のパンチに「ほんまにエグい。これはすごすぎる」と興奮した様子だった。

その後も和毅のトレーニングを見守った糸井氏は「野球の自主トレに使えそうよね。ボクシングやって、現役復帰しよかな。新庄さんも48歳でトライアウト受けてたし」と笑顔で現役復帰宣言? をしていた。