プロボクシング日本ミニマム級王者・高田勇仁(25=ライオンズ)が11月27日、東京・後楽園ホールで同級2位・森且貴(23=大橋)との2度目防衛戦に臨むと29日、発表された。世界ランカー同士の対決で、大橋ジム興行フェニックスバトル107大会(日刊スポーツ新聞社後援)のメインイベントに組まれた。今年7月、仲島辰郎(平仲)との初防衛戦でダウンを喫しながらも判定勝利して以来のリングとなる。一方、挑戦者の森は2度目の王座挑戦。昨年11月に高田に5回TKO負けを喫しており、リベンジ戦となる。

セミファイナルにはミドル級8回戦が組まれ、元東洋太平洋、日本スーパーウエルター級王者チャールズ・ベラミー(42=横浜光)が日本ミドル級1位可兒栄樹(21=T&T)と拳を交える。ベラミーは19年6月以来のリング復帰。可兒は来年の日本同級王座挑戦権を保持しており、負けられない一戦となる。

第6試合には、日本スーパーフェザー級ユース王座決定8回戦が組まれ、日本同級11位渡辺海(20=ライオンズ)が22年全日本同級新人王の大谷新星(22=真正)とベルトを懸けて激突する。第5試合では63・0キロ契約体重6回戦で、中島海二(21=八王子中屋)が並木翔冴(28=宮田)が対戦する。

また56・2キロ契約体重6回戦で長島純也(30=中野サイトウ)-海野利樹(27=伴流)、60キロ契約体重4回戦で鈴木龍(23=元気)-谷原凌(31=RE:BOOT)、62・35キロ契約体重4回戦で門岡健人(八王子中屋)-横山雅徳(厚木ワタナベ)、ミニマム級4回戦で本田優希(22=八王子中屋)-笠原聡浩(27=FLARE山上)のカードもそれぞれ発表された。