注目のプロボクシングのヘビー級4団体王座統一戦が今冬に開催される。

WBC世界同級王者タイソン・フューリー(35=英国)-WBAスーパー、IBF、WBO世界同級王者オレクサンドル・ウシク(36=ウクライナ)戦の交渉が合意に達したと29日(日本時間30日)、米プロモート大手トップランク社などが発表した。試合はサウジアラビア・リヤドで、早ければ12月23日に開催予定。来年1~2月にずれる可能性もあるという。

まずフューリーは10月28日、サウジアラビアで元UFC同級王者フランシス・ガヌー(37=フランス)と競技の垣根を越えた「最強対決」を控えており、試合後のダメージなどをチェックした上で詳細の日程が組まれる。トップランク社のボブ・アラムCEOは「タイソン・フューリーとオレクサンドル・ウシクについて話す時、それは今日のヘビー級ボクシングのまさに最高のものについて話していることになる。彼らがリヤドで対決する姿を想像するだけでぞっとする」と歓迎。またウシクは自身のSNSで「まもなく。戦う準備ができた」と気合を入れるコメントをつづった。