プロボクシングIBF世界ミニマム級正規王者ダニエル・バラダレス(29=メキシコ)が30日、来日した。

10月7日、東京・大田区総合体育館で同暫定王者・重岡銀次朗(23=ワタナベ)との団体内王座統一戦に向け、トレーナーとともに日本に到着。約3カ月にわたるトレーニングキャンプを張り、6日前に本格的なスパーリングを打ち上げていた。メキシコ出発時には夫人と2人の子供、両親に見送られ、健闘を誓って再び日本にやってきた。

今年1月に重岡の挑戦を受けたものの、3回に起こった偶然のバッティングを契機に試合続行不可能をアピール。そのまま無効試合となっていた。また8月11日に1度は重岡との再戦による統一戦がセットされたものの、今度は重岡の左足負傷で10月7日に延期されていた因縁カードとなる。