プロボクシングWBA世界バンタム級王者井上拓真(27=大橋)が11月15日の初防衛戦(東京・両国国技館)に備えて総勢5人の練習パートナーをそろえた。
IBF世界スーパーフライ級王座を9度防衛した現WBA世界同級6位ジェルウィン・アンカハス(31=フィリピン)とのV1戦に備え、23日にはメキシコ人パートナーとなるフェザー級の無敗選手ホセ・アンヘル・ガルシア(25)と4回のスパーリングを消化。アンカハスと同じサウスポーのガルシアにカウンターの左などをヒットさせた。
先週から無敗ボクサーのジョニエル・ラウレンテに加え、アリー・ラオレル、ベンハイン・マナンキルのフィリピン勢3人を招聘(しょうへい)し、本格的なアンカハス対策に入ったばかり。井上は「今日のメキシコ人はアンカハスに似ている部分がある。週2~3回ぐらいのペースでスパーリングをやる予定でいる」と気を引き締めた。
さらに23日からは、この日に拳を交えたガルシア、IBF世界スーパーバンタム級15位で日本未公認ながらIBO(国際ボクシング機構)世界同級王者エリック・ロブレスもWBC、WBO世界同級王者の兄尚弥の練習パートナーも兼ねたスパーリング相手として加入。井上は「5人もいて、環境的にはすごくいいですね」と気合を入れ直した。試合10日前にはスパーリングを打ち上げる予定で「調整は順調です。あとは疲れ抜きつつ、体重を落としていきたい。あとは微調整ですね」と充実した表情を浮かべていた。

