ABEMAは14日、キックボクサーYA-MANがプロデュースするキックルールの新イベント「FIGHT CLUB」に先立ち、「ABEMA」格闘チャンネル公式YouTubeで日本最高峰の格闘技イベントRIZIN・榊原信行CEOのインタビュー動画を公開した。
これまでRIZINでYA-MANや朝倉未来のマッチメークおよび試合の行方を見てきた榊原氏は、「FIGHT CLUB」のメインイベント、YA-MAN対朝倉未来について「面白いんじゃないですか」
「彼(朝倉未来)としては初のキックボクシングルール。俺からするとすごいリスクがあると思うんだけど」などとと率直に感想を述べた。
榊原氏は現在の朝倉の心情について、今年7月に行われたウガール・ケラモフとの試合で敗れたことを指摘しながら「彼はケラモフとの一戦に、覚悟と決意と自身を持って臨んであの結果(敗北)だから、放心状態にもなる。格闘技として闘うことには意欲はあるものの、今のRIZINの舞台で次に誰とやるってところからは距離を置きたいという気持ちもわかる」と推し量った。そしてYA-MAN戦が「その中で新しいチャレンジをしてみる。それが未来にとっての新しい発見になったらいいなと思ってる」と期待を寄せた。
「FIGHT CLUB」のプロデューサーでもあるYA-MANについては「本番に強い。当日の鬼気迫る闘いぶりというか、スイッチの入れ方がハンパないので」と評価し、「割と“未来圧勝”と世の中の人は思いたいのか、予想してるんだけど、何言ってんの?って。俺はYA-MANにKOされるんじゃないかって。(未来にとっては)大ピンチというか、なめてると酷い目に遭うと思うよ」と予想した。
榊原氏は朝倉のことを「今までに出会ったことのない格闘家であることは間違いない」
「あらゆる自己プロデュースや、Breaking Downを発案する発想力など、才覚に富んだ人」などと称賛。
一方で「それが彼の弱点でもある」とし、「格闘技だけにかじを切って向き合うことができないくらい、いろんなことをやってしまっている。格闘技に100%のエネルギーを注げない、時間を投下できないということが、格闘家・朝倉未来を今の位置に留めてしまっている」と指摘した。
榊原氏は最後に「朝倉未来が万が一負けるようなことがあったら?」という質問に対しては、「もう引退したと思っておけばいいんじゃない?」と冷静に答え、「鈴木千裕がこうやって猛スピードで追い越して、世界ランク6位に駆け上がるわけじゃないですか。それは格闘家・朝倉未来としてはめちゃくちゃジェラシーだと思う。かといって格闘技だけにかじが切れるかというと、それができないだけのポジションと責任を手に入れてしまっている。もし圧倒的にYA-MANにボコボコにされるようなことがあれば…引退したと思ってあげたほうがいいんじゃないの?」。今のRIZINフェザー級戦線の状況と朝倉個人の立場から“負ければ引退”を示唆した。
榊原氏は「試合はめちゃくちゃ跳ねる、面白い試合になるのは間違いない」と断言する、格闘技界でもさまざまな臆測を呼んでいるこの一戦の結果はいかに。白熱した両者の殴り合いを含めた今大会全試合の様子は「ABEMA PPV ONLINE LIVE」で視聴できる。

