日本ミニマム級タイトルマッチ10回戦が行われ、同級2位・森且貴(23=大橋)は王座獲得を逃した。2度目の防衛戦だった同級王者・高田勇仁(25=ライオンズ)に挑み、0-3(92-97×3)の判定負けとなった。足を使いながら左ジャブで攻めようとしたが、左フック、右ストレート、右アッパーを被弾。6回には右アッパーを打った後、反撃の右アッパーを浴びてダウンを喫した。終盤に左アッパー、右ストレートなどで逆転を狙う打ち合いを展開したものの、倒すことはできなかった。

昨年11月のノンタイトルでの初対決で5回TKO負けを喫しており、今回はリベンジに燃えていた。森は「前回はTKO負けが悔しかったが、今回はポイントで負けていた。実力差が出ました。足を使ってボクシングをし、前半にポイントを奪って後半はスタミナ勝負と思っていたが、思ったよりも遠い距離もうまくなっていて焦ってしまいました」と声を振り絞った。

1年前の借りを返すことができず「本当にチャンスをもらったのに、ものにできなかったので次のことは言えない」と両肩を落とした。昨年1月に続く2度目の王座挑戦でも日本ベルトを手にできなかったが、所属ジムの大橋秀行会長は「今日はすごく良い試合だった。気持ちをみせてくれたし、9~10回の戦いぶりがもっと早く出すことができれば必ず王者になる。今日は負けても悔しくない」と健闘をたたえていた。