軽量級ホープの日本ライトフライ級4位高見亨介(21=帝拳)が世界ランカーを撃破した。WBC世界ミニマム級14位リト・ダンテ(33=フィリピン)との109ポンド(約49・44キロ)契約体重8回戦に臨み、3-0(79-73、80-72×2)の判定勝利を収めた。

ダンテの手数を封じるようにスピードと的確な左フック、ワンツーなどを打ち込んで試合を支配。ジャッジ3人中2人がフルマークをつける完勝だった。

高見は「やりにくかった。倒したかったが、あらためて強い選手だと思いました。(判定結果の)ポイント差もあり、内容も良かったと思います」と安堵(あんど)の笑みを浮かべた。

アマ戦績43勝4敗を誇り、22年7月にプロデビュー。4連続KO勝ちを挙げていた。5戦目で初めて世界ランカーとの顔合わせ。打たれ強さと絶妙な試合運びに定評のあり、過去にKO負けだけでなく、ダウンも喫した経験がないダンテに勝った意味は大きい。

これでプロ戦績5勝(4KO)無敗とした高見はライトフライ級で日本4位、WBOアジア・パシフィック同級4位にもランク。「来年はタイトルを狙っていきたい」と強い決意を示した。