来年1月2日の有明アリーナ大会でGHCヘビー級王座に挑戦する征矢学(38)が、かつての師匠、藤波辰爾(69)と16年ぶりにタッグを結成。こちらも師弟コンビとなったGHCヘビー級王者・拳王(38)&新崎人生(57)組と前哨戦を戦った。

試合は26分18秒、藤波が新崎を抑えている間に、征矢が藤波の必殺技ドラゴンスリーパーで拳王からギブアップを奪って勝利した。

征矢には、07年に藤波の「無我ワールド・プロレスリング」でデビューしたが、半年後に全日本プロレスへ移籍するという“不義理”を犯した過去がある。征矢が試合後、「藤波さん、今日は本当に藤波さんとタッグを組んでいただけて光栄に思ってます。藤波さんはプロレス界の僕の生みの親だと思ってますんで。必ず藤波さんにちゃんとベルトを巻いた姿、もう一度見届けてほしいと思っています」と頭を下げると藤波は「お前には似合わないよ。そういう頭下げるのは。一時期のな、お前の成長も俺は見てたから。一時のそういう若いあれは俺らに関係ないし、俺もそういうことは一切捨ててるし。お前の成長をずっと俺は楽しみにしてるから。今日はリング上でスタートに俺がちょっとお前を殴ったけど、そういうこと抜きにして、それで俺もスッキリしたし。あとはお前の自分自身のことだな。力を自分で今度は試す時期だから。お前の腰にしっかりとベルトを巻け」とエールを送った。

一方の拳王は「クソー。せっかく久々に師匠でもある新崎さんと組めたのに。新崎さん、すいませんでした今日は」「いやあ、この借りは、この悔しさは1・2GHCヘビー級選手権で返してやりますよ。今日はどうもありがとうございました」と1・2決戦へ向けて気持ちを切り替えていた。