【ドバイ=奥岡幹浩】ボクシング男子71キロ級日本代表でパリ・オリンピック(五輪)内定の岡沢セオン(27=INSPA)が、名誉ある一戦に日本人として初めて臨む。

アラブ首長国連邦(UAE)ドバイで開催されるプロ形式ボクシングイベント「チャンピオンズナイト」(国際ボクシング協会主催)を翌日に控えた8日、前日計量に背中に日の丸をまとって臨み、クリア。アマチュアボクシングは通常3分3ラウンド制で行われるが、今大会は3分6ラウンド制で行われる。「自分にとって新しいチャレンジ。このルールでどれぐらいできるか楽しみ」と力強く話した。

相手は、世界選手権銀メダルのサイジャムシド・ジャファロフ(ウズベキスタン)。フェースオフでは、出国直前に羽田空港で購入した扇子を優雅に仰ぎ、最後は相手にプレゼントするパフォーマンスを披露。「日本をアピールしたいとなと、いろいろ考えた」と豪快に笑った。

10月のアジア大会で金メダル獲得し、パリ五輪内定をつかんだ。「アジア大会が終わったばかりで、ここに向けて最高の状態にする形でつくってきたわけではないけれど、悪い状態でもない。すごくわくわくしている」。ゴングが待ち遠しそうな口ぶりだ。

6日に現地入りし、気持ちが一気に高ぶってきた。「日本人では初めて出させてもらえる。すごく光栄なこと」と気合十分。パリでの金メダル獲得に向けて、ドバイで飛躍の一歩を踏み出す。