プロボクシングWBA世界スーパーフライ級王者井岡一翔(34=志成)の挑戦者となる同級6位ホスベル・ペレス(28=ベネズエラ)が28日、都内のジムで練習を公開した。31日、東京・大田区総合体育館で井岡に挑むペレスはシャドーボクシング、ロープ跳び、ミット打ちなどを披露し「体調は100%、いや1000%だ」と自信を示した。

「KOで(井岡を)倒しベネズエラにベルトを持って帰ります」と気合を入れるペレスのミットを持つのは、井岡が統一戦を熱望するライバル、WBC世界同級王者フアン・フランシスコ・エストラーダ(33=メキシコ)のトレーナー兼マネジャーのホセ・アルフレド・カバジェロ氏だった。井岡戦が決まった後、ペレスは母国からメキシコに移動。「メキシコで良い結果を残し、ポテンシャルを感じてオファーした」という同トレーナーのもとで約1カ月半、調整してきた。

メキシコではエストラーダとも対面し「狙っていけ。常に彼を追いかけろ。賢く戦え」と激励も受けたというペレス。エストラーダとの対戦を熱望する井岡の夢を打ち砕く自信は十分にあり「エストラーダだけでなく、メキシコ人、ベネズエラ人は自分が勝つと思っているさ」と言い切った。 愛称は「アバランチャ(雪崩)」。前に前に出てパンチを繰り出すスタイルが由来だ。通算戦績20勝(18KO)3敗で、KO率78%を誇る。思い切りの良い左右からのパンチを繰り出す好戦的なタイプとなる。ウエートもリミット(52・1キロ)まで残り1キロ程度まで落ちていると明かした。

ペレスは「井岡は良いボクサーだが、打ち合いは好きではない。彼の得意な左を対策し、打ち合おうと思う」と自信たっぷり。カバジェロトレーナーも「井岡は左が長所でとても経験があるが。年齢が34歳であることが1つの弱点。彼はスペース(距離)を取りたがり、バックステップも短所だ」とズバリ指摘していた。