新日本の将来を背負うエース候補の同期対決は、上村優也(29)が、辻陽太(30)にフォール勝ちを収めて、決着をつけた。
辻に先手を奪われた。場外でトペスイシーダを浴びてダメージを負った。しかし、勝負どころの後半から逆襲。原爆固め、裏投げ、ドラゴンスープレックスと畳み掛け、最後はカンヌキスープレックスホールドで3カウントを奪った。
ともに17年入門で、18年4月10日に同日デビューした。19年4月13日の茨城・つくば大会で辻が上村からプロ初勝利を挙げると、翌14日の高崎大会では今度は上村が辻からプロ初勝利を挙げた。その後はともに海外武者修行に出発。上村は米国、辻は英国やメキシコでキャリアを積んだ。
上村は辻の帰国から5カ月後の昨年10月に帰国。11月4日の大阪大会のタッグマッチで辻のジーンブラスターでフォール負けを喫したが、23年最終興行となった12月22日の後楽園ホール大会での6人タッグマッチで、辻を回転十字固めで丸め込んでフォール。試合後に「東京ドームだ」と辻にシングル対決を呼びかけて、今回の一戦が実現した。
試合後、勝者の上村が「勝つには勝ったけどまだまだやり足りない。この先も辻とは続くだろう。俺たちでプロレス界をもっと世間に届ける。そして、いつかこの東京ドームのメインイベントでIWGPをかけて戦う。今日が始まりだ」と訴えると、辻も「東京ドームのメインでIWGPヘビー級のベルトをかけて戦う。今日が終わりじゃない。ここから新たな物語がスタートする」と共鳴した。

